目的
地域の相談支援現場では、生活困窮、障がい、虐待、孤立など、複数の問題が絡み合う「複合問題」への対応が求められています。こうしたケースに向き合うには、問題を構成する要素の関係性やバランスを捉え、総合的に「見立てる」視点が不可欠です。本研修では、ソーシャルワークにおけるニーズ論を手がかりに、複合的な課題へのアプローチを考察します。
また、複合問題への支援には、相談支援機関同士が専門性を持ち寄り、連携・協働して対応する体制づくりが重要です。事例を通して、実践的な連携・協働のあり方を学び、相談員としての支援力の向上をめざします。
対象者
大阪市内の相談支援機関に勤務する相談員
(経験年数概ね5年以下)
地域包括支援センター
ブランチ
区障がい者基幹相談支援センター
地域活動支援センター(生活支援型)
生活困窮者自立相談支援窓口
見守り相談室等の相談員
など
日程
令和8年2月17日(火)午前10時~午後4時30分
会場
大阪市社会福祉研修・情報センター5階 大会議室
内容
(講 義)「複合問題に対するアセスメントの視点」
(事例検討)「地域における複合的課題を抱える家族への支援事例」
講師
龍谷大学 社会学部 総合社会学科
教授 樽井 康彦
定員
36人(申込多数は抽選)
受講料
3000円
申込方法
下記[申込み]をクリックまたは 上記PDFの申込書に記入のうえ、FAXで送信してください。
申込期限
令和8年1月21日(水)午後5時まで
受講決定
1月下旬に事業所あて受講決定通知を発送(郵送)します。
修了証
なし
問合せ先
大阪市社会福祉研修・情報センター (企画研修担当)
〒557-0024 大阪市西成区出城2-5-20
TEL(06)4392-8201 FAX(06)4392-8272
E-mail kensyu@shakyo-osaka.jp







